1月の新潟に18きっぷで行ったらそこそこヤバい目に遭った話【後編】

こんにちは、くしかつです。

 

前編では何とか越後湯沢にたどり着いた様子までお届けしました。

ku4ka2-rst.hatenablog.com

後編では越後湯沢から新潟市内、そして翌日東京へ帰還するまでの様子を書いていきます。

 

 

3.1月4日(前編からの続き)

越後湯沢駅前でこんな様子なので当然の如く上越線は動いていないわけです。

どうしようかなぁと悩みながらどこトレ*1を見てみると、、、

 

なんと浦佐~長岡で折り返し運転を行っていることが判明

 

浦佐と言えば新幹線で一駅の距離なので乗車券510円と特急券880円の1390円を課金すればすぐに新潟市内へ迎えるじゃないか!と思い同行者へ新幹線案を提案したのだが帰ってきた返答は、、

 

「金、ねえんだわ」(意訳)

 

oh...まぁ確かに既に上毛高原~越後湯沢で既に1740円を課金してるので自分としてもこれ以上の出費はなるべく避けたいところではある。

でもどうやったら新幹線なしで新潟市内にたどり着ける?と考えながら運行情報とにらめっこしていると、どうも北越急行飯山線*2は運転見合わせにはなっていないらしいという情報が入ってくる。

六日町まで行ければ何とかなりそうだと思い手段を調べると越後湯沢から六日町まで路線バスが出ていることが判明し、なんならちょっと待ってればバスが来たので乗車した。

バスから見えた前面展望(展望とは)

お外な~んも見えないね

これマジで大丈夫かと思いながらお隣の高速道路を見ると東京発新潟行の高速バスがす~っと通り過ぎていくのが見えた。

 

いやアレ乗ってりゃ良かったんじゃね????

そうは思ったが後の祭り、18きっぷの格安感に惑わされた哀れな一行はただ後悔するしかなかったのであった。

なんやかんやで六日町に到着した一行は接続時間わずかのため駅まで全力ダッシュ・・・したかったが雪で滑りまくるので慎重かつ大胆な移動をして何とか北越急行への接続を成功させる。到着とほぼ同時に発車した車内から見えた景色は以下の通り。

 いやホームに雪山ができてるんよ

辺り一面に広がる白白白・・・

 

そして到着した十日町でこれ

これ大丈夫なんか・・・と思いつつも駅員に確認したら遅れながらも動いてるらしい。ならさっさと越後川口まで向かうか、と思ったのだが時間を確認するとちょうどお昼時。流石にお昼を食べてから向かおうという話になり、駅の近くにあったスーパーで握り飯二つを食べてから越後川口行の列車に乗った。

 

実はこの十日町から先、新潟駅に到着するまで奇跡的に特筆するようなトラブルに遭遇することはなく、割と良い接続でたどり着くことができた。

なんなら長岡から先は晴れてた

という訳でお待ちかねのごちうさ展へ行くぞ!

うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!

 

うさぎが居た!!!!!!

 

バスカレーだ!!(荒ぶる友人の手)

 

チノさんだ!!!in新潟ヨドバシ

 

葉月恋さん・・・だ!!!

とまぁ無事にごちうさ展と新潟市内を楽しむことができたので宿に直行し、翌日の気象予報とJRの公式情報に翌日は通常運転の文字を確認して明日は普通に帰れそうだな、と安心しながら一日目が終了した。

(この日の宿がなかなかな仕様で部屋の間取りがヤバかったり、風呂に行くのに地吹雪舞う新潟市内を歩かされたのはまた別のお話)

 

4.1月5日

翌朝、雪が窓をたたく音で目が覚めてなんとなく嫌な予感がしてJR東アプリを起動したところ・・・

 

上越線(長岡~越後湯沢)に運転見合わせ情報が出てた

 

一行はハチの巣突いたような大騒ぎになり緊急の打ち合わせが開始。当初は午前中の再開見込みだったが、Twitterで現地の様子を見てる感じだと、どうも終日運転見合わせの可能性が高いことが判明。(確か列車の前面に雪抱えて立ち往生してた)

 

磐越線経由で帰れないかとも検討したが既に時遅く、もはや高崎までの新幹線利用は避けられないと心に決め血涙流しながら長岡に向かうことになった。

 

いざ長岡に着いて一応駅員に上越線の運行状況を聞こうと改札へ向かうとまさかの光景が目に入ってきた。

 

新幹線振替やってた。

 

一行歓喜、絶望してた心に庭ができました。

 

そこからはあっという間、やっぱ文明の利器ってのは凄い。今日中にたどり着けるか分らんかった高崎まで明るいうちに到着して、無事にその日中にお家に帰ることができましたとさ。めでたしめでたし~

5.まとめ

 

 

 

 

 

 

 

 

めでたしめでたし~ じゃねえんだわ

 

これ結果的に初日に新潟市内にたどり着けて、結果的に翌日に東京に戻ってこれただけの話なんですよね。要するに運が非常に良かっただけ。

 

思い返してみたらかなりハイリスクな行動取ってたよ、ってことで一行がとったハイリスクの一例を紹介。

その1:路線バスを使った

もし途中で立ち往生してたら確実に終わってた

 

その2:飯山線をう回路に使った

あの状況なら全然予想外の運転見合わせもあり得た

 

その3:割と全行程で行き当たりばったりだった

冬の日本海側で行き当たりばったりになるのはとてもハイリスク

 

思い返して結構致命傷になり得る行動してたなと改めて感じた。

 

特に2日目の上越線見合わせは新幹線振替やってなかったら確実にアウト(4,950円がおさらば)だったのでヤバかった。

 

ここでお伝えしたいのは

新幹線振替なんてものは普通は存在しません。ということ。じゃあなんで今回やってたかというのは前日に公式サイトで通常運行~って言ってたのに、いざ当日になってみたら普通に終日見合わせになっちゃったからです。*3だから「どうせ新幹線振替あるから~」なんて全行程で18きっぷ想定で冬に新潟入りすると翌日後悔することになることもある、ということは頭に入れておいた方がいいです。

 

結論:冬の新潟行くなら新幹線使いな!

 

おわり

 

 

*1:JR東日本の在線情報サイト どこに列車が居るか分かる

*2:六日町→十日町越後川口上越線に復帰できる

*3:もし前日から終日運転見合わせが見込まれるとか書いてあったら終わり